煮汁のシミも、実は手強いんです。

ある日のしみ抜き
はじめまして。新米店長です。クリーニング店の日常を皆様にも知っていただくため、blogに記していきたいと思います。
上の写真は、佃煮の煮汁が付着した食品工場の白衣です。表面が固まってしまって、カチカチになってます。
そのまま洗っても、落ちにくいので前処理(下準備)を行います。約40度の洗濯液に、しばらく漬け込み、柔らかくふやかします。そして軽くブラシすると、ほぼ落ち、その後、通常の洗濯を行うとキレイになりました。

ここから話の本題
水洗い可能な衣類なら、上記のように処置すれば問題ないのですが、水洗い不可の衣類の場合、ちょっと厄介になります。具体的には、佃煮の煮汁が付いた場合は、濡らさずに、『蒸気でふやかす』&タオルで拭き取る、の地味な作業を繰り返します。
シミといえば、コーヒーや口紅を思い浮かべる人が多いと思いますが、砂糖を使った煮汁のシミも、案外手こずります。ドライクリーニングのみでは除去しにくく、長時間、乾燥機にかけると、より落ちないシミに変化するからです。
お客様に、お願いしたい事
今回は、季節がら、神戸では馴染みのある佃煮の煮汁のしみ抜きを紹介しました。受付後の検品(チェック)も重要ですが、出来れば衣類のクリーニングを依頼される際に、一言、シミについてお伝えいただければ、より良い仕上がりに繋がります。

